適応障害は、多数ある精神疾患の中でも比較的軽症で、適切な治療を受ければ完治する精神疾患です。
適応障害の治療の原則として、次の3つの項目がいわれています。
一つは、ストレス原因の軽減です。
自分の処理能力を超えたストレスがかかり、そのストレスフルな状況に不適応を起こしているのが適応障害ですので、ストレス原因を軽減すれば、適応障害も軽減することになります。
二つ目は、ストレス耐性の強化です。
カウンセリングを受けたり、自分の考え方の歪みを理解したりする認知療法などによって、ストレスをコントロールできるようにします。
三つ目は、ストレス反応の抑制です。
ストレスが原因となって引き起こされている身体的、精神的症状を、薬などを使って症状を和らげるようにします。
このように、環境を変え、自分自身を変え、症状を変えるという3つの適応障害の治療原則により、適応障害を克服していきます。